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2007年08月09日 [00:00] AVのお仕事 

病院にて。

これは、まだ私がAV女優をやっていた時の話である。


私はとある現場で性病を移された。
とはいっても、そんなことは日常茶飯事だった。

バイブをウエットティッシュでしか拭かない現場もあるくらいだし。





ああ、また性病かよ。



そう思って、スケジュールに空きがある日に出先から夜に行ける病院を探した。


いきつけの病院もあったのだが、その日のスケジュール的に無理だったのだ。



初めて行ったその病院は、

・立地もまあまあ
・でかい看板も出てる
・建物もデカイ
・しかしボロイ
・ドアが腐りかけ
・患者が私の他に一人だけ
・無音









そのときの心境を一言でいうなら



















漏れ、なんでこんなトコきちゃったんだろー(つД`)


















私が病院に入ると、受付嬢のお婆さんが見えた。
これでも受付嬢って呼んでいいのかよ・・・
と心の中で突っ込みを入れながら受付を済ませたすぐ後に、
一人だけいた患者は支払いを済ませて出て行った。














静まり返った院内。
薄暗い照明。
空気の流れも感じない。









正直、ものすごく怖かった。










だって、なんかオバケ屋敷みたいなボロさなんだもんよ。














実はこの病院はヤブで、
患者を次々と死なせてしまい、
もう何十年も前に潰れた。

院長一家は離散。
後に院内で一人亡くなった院長は、
自分の死に気づかずに
よなよな悪質診察を続けている・・・・。


























的な妄想が、待合室で一人座っている私を襲うわけですよ(つД`)










電気はチカチカ切れそうになってるし。・゚・(ノД`)・゚・。










不安と恐怖に耐えながら、
必死に違うことを考えようとしていると、
私の名前が呼ばれた。






診察室に入った。



患者用らしき椅子にかける。

医者はまだ来ない。



周囲を見渡す。



待合室より格段に薄暗い診察室。
切れてからそのままなのだろうか、点いていない蛍光灯が多数。
乱雑に置かれた機械や器具も、誰が見ても分かる位の古さだ。
果たして、使えるのだろうか?
埃を被っているものすらある。
奥のスペースは、診察室の明かりのおかげで、
薄暗いが少しだけ様子が窺える。
カーテンが引かれていて、
私のいる場所からは確認しきれなかったが、
どうやら処置室のような雰囲気。





もう恐怖だ。



具合悪いです、とか言って帰っちゃおっかな・・・

いや、病院だからそれは無理だ。

引き返すには遅すぎた。









しばらくすると、私の座っていた椅子のすぐ脇にあったカーテンから
院長らしき医者が突然現れた。










Σ (゚Д゚;)ひぃぃいぃぃぃいぃぃぃぃいぃいぃぃぃいx






思わず声を上げそうになった。
これは狙いか?狙いなのか?
恐怖の館なのか!?
足音ひとつしなかったぞ!?



心を落ち着かせ、医者をよく見ると、
こりゃまた受付嬢と釣り合いのとれるご老人。
そして医者特有の清潔感ゼロ。



正直、不安だ。
医者の手がちょと震えて見えたのは気のせいだろうか。







症状を医者に話すと、


医者『じゃあこっちに・・・』


と、カーテンの奥へ通された。
そこは、私が確認し切れなかった処置室だ。



中央に簡易ベッドのようなものが置かれている。



医者『はい、じゃあパンツ脱いで台乗って』



台?

台ってこれ?
このベッド?




ん?

よく見るとベッドではないじゃないかw


こんな古い開脚台wは、数々の産婦人科・性病科に行った私も
初めて見たぞw



まさに昭和レトロだw



なんかだんだん面白くなってきたぞw






パンツを脱いで開脚台に上るオイラ。




これってドコに足かけるんだ????w
やべえ、古すぎて解らなくてウケルwww


とか思っていると、

『ここに足乗せてね』

と、医者が促す。




あ、ココか、ココなのかw
オイラココに足掛けてたよw
てか、足掛けるトコねえのかよw
ふんばれねえじゃんw


などと一人笑い。
うわ、オイラキモイw




さて、いよいよ診察だ。




















のはずなんだが、気づくと医者がいない。











えええええええぇっぇぇぇっぇ



オイラ、マタおっぴろげてそのまま放置プレイかよwwww
タオルとか掛けてくれよwwww








てか、本当にどっか行っちゃったのか?
まさか、マジで恐怖の館なのか?








上着の裾を伸ばしたりと、
無駄な抵抗を試みながら
5分ほど待つと、
ようやく医者が戻ってきた。













かと思ったら、またどっか行ったwwwwwww




















おい!!!!!!!!!!!w













なんか、開脚台の上で再び放置って
切ないなw






診察も始まってないのに、不安だw

不安すぎるwww




ああ、開いた私の右足と左足の間から、窓が見える。
この窓が突然開いたらウケるw
両手でマソコ押さえてみるかw







・・・何やってんだか。















ようやく医者が戻ってきた。






医者『はい、じゃあ診察するね』




待ってましたよw









と、突然マソコを開かれる。






えっ!?




カーテンしないの?
カーテンw




普通さ、医者と患者の間にカーテンするだろ?
ほら、そこにぶら下がってるカーテンのことだよww


医者と目が合う。


ありえない。


ありえないだろこれは多分絶対。



普通に話しかけてくる。
いや、普通にというより、
相当フレンドリーにだw


マソコ越しに会話。
というか、業界用語でいうならば、
医者から見ると『マソコナメ』だwww



患者がこないのは、これのせいなんでねえの?w



マソコ見られながら目と目を合わせて会話なんて、
AVの世界だけだろwwwww



いや、無理。
マジ無理wwww


とか思いながら、
『ココがこうこうこれこれで~・・・』
とマソコを指差しながら症状を説明するオイラもオイラw





医者『じゃあ今度は中見るね~』






医者は私のマソコにクスコを入れた。


コレ苦手なんだよね~、オイラ。
AVでクスコNGプレイに入れてるくらい苦手なんだよね~。







すると、医者は

『そうだねぇ~・・・・』






などと言いながら、またどっか行った!!!!!!!!!w










いや、無理だろ!?












オイラ、マソコにクスコ刺さったままだぞ!!!!!!!!!w










今度は何分で戻ってくるんだい?w

もう戻らないのかい?w

今年の正月は帰ってくるのかい?w

人様に迷惑かけるようなことしてないかい?w

お付き合いしている人はいるのかい?w

ちゃんと食べてるかい?w












・・・・・・














まさか本当にメシでも食ってんのか!?w





10分位経ったころでしょうか、
医者は頭を掻きながら戻ってきました。



つか、長くね?w
クスコ自分で抜いちゃおうかと思ったよw





あれ以来、あの病院には行ってません。






この病院は実在しますwいや、今は知らんけどw
そして実話ですw












※この記事はタイマー投稿です。

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2007年03月15日 [02:40] AVのお仕事 

思うこと。

ドモ。
またまたオヒサです。
ものすんごい勢いで放置してしまってましたw

いや~、放置してたら、素敵なコメントがたくさん♪



軽く荒れてましたね(*´∀`)テヘッ


意味不の英文が多い多いw
と言うわけで、そちらの方は更新後に削除させて頂きますd(´▽`*)

いや、悪いね。
本当に申し訳ないんだが、全く関係ない英文を並べて、
人のブログの場に便乗するのは宜しくない
と思うのだよ。
日本語も満足に出来ないアフォな私にでも、
『これは関係ない文w』
と判断できるw

大体、誰かクリックすると思ってるのだろうか?
日本は、アメリカほどとは行かないが、人種の坩堝でもある。
でも、ここは日本。
日本語での書き込みじゃないと、皆さん警戒されると思いますよ。

まあ、そんなことをココで話しても、
宣伝の為のカキコですから、
当然このカキコを見てる訳でもなく
ココから上は、価値のない記事となってしまう訳ですが。


で、そんな中、こんなコメントもありました。

下品で不潔で家族親戚友人知人その他大勢に多大な迷惑をかける淫売の世界に入る女共の気が知れぬのう。正気か? 縁を切られ、結婚も出来なくなるのが関の山よ。そういったおぞましき世界に何ゆえ、18~20ほどの年端もいかぬ若き女共は身を投じるのか? 管理者よ、貴様もいらんことをすすめてはならん。当人が真に受けて実際に淫売婦になってみろ。人生を狂わす引き金になる。
ふっふふ、我私が            である。




なんだか自己陶酔されている上に、
このスペースを乗っ取られたようで気分が宜しくないので、
自己紹介をして頂きましたが、こちらでは抜き文字にしておきました(´ー`)



更に、

改行のし過ぎよのう、貴様 正気か?




と、HNは違うものの、同一人物のコメント。




いや、お宅に言われたくないよwと。>正気か?

お宅こそ、最初のコメ少し改行してくれwと。>改行しすぎ





と、煽るのはここまでで・・・・





正直、この2つのコメ見たときに、スルーしようかと思いました。



でも、最初のコメントからは、少なからず愛も感じるんだよね。
あ、私に対して恋愛感情があるとかじゃないよw


まあ、彼のコメントの仕方も、それを『愛』と言う私も、
お互い表現の仕方は間違ってると思うけど。

愛を感じた(大げさかもだけど)部分はココ。


>家族親戚友人知人その他大勢に多大な迷惑をかける
>縁を切られ、結婚も出来なくなるのが関の山
>何ゆえ、18~20ほどの年端もいかぬ若き女共は身を投じるのか?
>管理者よ、貴様もいらんことをすすめてはならん。
>当人が真に受けて実際に淫売婦になってみろ。
>人生を狂わす引き金になる。




・・・・



まあ、早い話、ほぼ全てw



このコメに、彼の本来の人間性や優しさが詰まってると思った。


下品・不潔・迷惑・淫売・淫売婦

と、一見蔑むような単語が並んでいるんだけど、
AVの世界に足を踏み入れる女性が増えて欲しくないって思いは
すごい伝わってくるんだよね。

そういう言われ方をされるのは、
業界入りする前から覚悟してた。
あの業界は、需要があるからこそ成り立ってはいるけど、
社会的に認められている職業ではないし、
それを『職業』と呼んでいいものかどうかも戸惑う。

だからこそ、ただ罵るだけのコメントではない彼の言葉に
コメントは削除せずに、スルーもせずに、
私もコメントしようと思いました。




でもさ・・・




















ぶっちゃけ、ブログ読んでないだろ?


私はとうにAV業界を引退しております。
AV女優になることのデメリットを散々話した上で、
お勧めしないとも書いてますよ。
彼のおっしゃってることは、私も言いたいことです。
でも、私が『勧めてる』ような言われ方をされるのは、
納得いきません。





改行はいつもより控えめに・・・・なってない?w






と、ここまでがコメントへのお返事です。


まあ、もう見てはいないだろうけど。。。
なんせ、書き込みがあったのは年始ですから(;´∀`)
それに、デメリットを語った記事(であり、彼がコメント下さった記事)自体、
読んでいないみたいだし。

でも、単なる叩きではなく、彼のように心の見えるコメントであれば、
私は歓迎するかも知れません。






私は、AV女優になったことを後悔しています。


嫌な出会いもあったけど、
AV女優になったからこそ、出会えた大切な人もいた。
その出会いには、ずっと感謝していくと思う。


でも・・・
普通の女性として、
普通に生きて、
普通に年を取って、
普通に死んでいきたかった。

そんなことは、AV業界に入る前にも、現役中にも思ってなかった。

私なんてどうせ価値ないし、
もういいや。

そう思ってた。




後悔先に立たず。

ほんと、こういうことを言うのです。
私の場合、AVに限らず後悔だらけだけど。


引退したからと言って、
世間が忘れてくれるわけでもなく、
映像が回収されるわけでもなく、
再編集ののちに、何度も何度も再販され、
ネットでも配信され、無修正も出回る。
私の映像で性欲を満たしている男性が
いまだにいることも知った。

うつむいて歩くようになり、
人の多いところにも行かなくなり・・・。


AVは、月に4桁のリリースがある。
セル(インディーズ)だから大丈夫。
そんな考えは甘い。
私だって、もともとは企画女優だった。
パブリシティーは、業界誌以外はALLNG。
レンタルNG。
パッケージの顔出しNG。

レンタルの単体女優さんとは比べ物にならないくらい
他人バレし難い環境に置かれていた女優のはずだった。

月何千とリリースされる他のAVの中に、
同じビデオに出演している他の女優さんの中に
うずもれていてくれれば良かった。

でも、なぜかパッケージに目線のない私の出演AVは、
レンタルショップにも確実に置かれていた。
週刊誌や月刊誌の類に、
目線なしで晒されていたこともあった。

パブ解禁なんて、してもいないのに。


誰も見てないし、誰も気づかないだろう・・・
他人の空似。
それで誤魔化せるだろう。

そう思っていた。

インターネットが普及した今、
パブリシティー規制なんてものは、
在ってないようなもの。


見ている人は見ている。
私は、一番初めに身内に指摘された。
絶対知られては欲しくなかった身内に。

身内は、
インターネットから集めたたくさんの画像をプリントアウトし、
私に突き出した。


整形したら、それで済む?
安易な考え。


例えば、整形前の顔で貴女はデビューする。
もちろん、整形前の貴女の顔を、貴女の近しい人物は知ってる。
現役中・引退後、どんなタイミングで整形したとしても、
貴女の持っていた容姿を、
近しい人物は知っているし、忘れない。
整形後の容姿で交流があるなら、尚更。

デビューが決まり整形をして、
その後近しい人物と会うことをしないのなら、
バレることもないのかも知れない。

でも、身内や友人と会わずに
その先を生きていく自信や覚悟はあるだろうか?

私は、デビューしてから
友人に連絡を取ることを避けた。
何度も携帯番号を変えたりもした。

それでも、身内や友人は
自分が何かで悩んだり落ち込んだり
不安に陥った時
会うことはなくても私を支えてくれた。
何かの折に、ふと私を思い出し、
気に掛けてくれる存在。

そういう存在の人間を、
貴女は切り捨てることができるだろうか?




私には、できませんでした。





幸い、私のことをネット上に晒す
私の身内や友人、地元の同級生なんかはいなかった。
私がAVをやっていたことを知っていたのに。
ある意味、恵まれていたのかもしれない。


身内や友達や親戚みんなが
私の過去を知っている。
たとえ容姿を変えたって、
それは変わらない事実。


今は晒されていないが、
長い人生、いつか晒されるかもしれない。
親しくもない人物の手によって。
そうなれば、身内に一番迷惑を掛けることになるだろう。



過去は消せない。




一生付き纏っていく、一生苦しんでいかなきゃいけない
もう一人の自分。


恋愛に冷め切っている自分だけど、
いつか、誰かを心から好きになるかも知れない。
でも・・・
男性から好意を抱かれても
信じられない。
飛び込めない。


『あいつがお前と飲みたがってるんだけど。』

そう言われると、
『やりたいだけなんでしょ?』
『そういう仕事してたから、やれると思ってるんでしょ?』
そう思ってしまう。
確かに、私は性欲が強い。
だけど、
お仕事でもなく、
相手の人生観を聞いたこともなく、
私好みでもなく、
私の性格を把握しきっている人間でもなく、
私を愛している訳でも
仲良い訳でもなく、
いかにもテクなさげな振る舞い。
そして、男としての魅力も感じない・・・
そんな男に乗られるほど、女捨ててはいないつもりだ。
自分にメリットのないセックスはしない。
AVは、行き所のなかった自分の逃げ場と性欲と恥を
お金と引き換えにしていた仕事。
それなりの対価貰ってやっていた仕事だ。
やり目的の飲み会なら、他当たってくれ。


自分本位で、私のテリトリーに入ってこようとする人間だっている。

学生時代には挨拶すらもしたことのない、
私より20cmあまりも背の高い同級生が、
『彼氏がファンなんだ。写メ撮らせて。』
と、何年も前に引退している私に携帯を向け、
何度も嫌だ無理だと言っているのに、
腕を押さえてピンで撮る。

こっちの都合なんて考えてもない。
こういうヤツが、私の一番の害になる。

現役時代のファンの方には、そんな失礼な人いなかったよ。


同級生だとは言え、苗字も名前も思い出せないくらい
初対面に等しい関係なのに。

彼女とは、一生話すことはないだろう。



自宅に届くはずの手紙も、届かないことが多い。


他の住人達のPOSTに、綺麗に並んで入っているチラシが、
うちだけ入ってない。
後日、うちだけそのチラシが入ってたり。
深夜に帰宅してPOST覗いた時にはからっぽだったのに、
早朝ゴミ出しやコンビニに出かけた後POSTを見ると
なぜか手紙が配達されていたり。
朝5時とかにね。



AVやっていたこととの関連性があるのかは分からないけど、







・・・・不安なことばかり。



普通の女性には戻れないよ。




それでも、AV女優になりたいと思いますか?


捻じ曲がった性格や
谷底をさまよい続ける人生を
貴女は希望しますか?















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2006年07月23日 [18:13] AVのお仕事 

公表プロフィール。

AVのお話。


先日のコメントで、
公表プロフィールのことが話に出たのでちょっと。

ご存知でしょうが、
AVの公表プロフィール、
中の人の本当のプロフィールということはまずない。

キャバ嬢と似たようなもんです。

名前と誕生日は二つある。

みたいな。

芸名上のプロフィールとしては間違いはない。
作られた芸名、キャラクターな訳ですから。


正直言って、
私がAVにスカウトされ、
宣材(宣伝材料)の写真を撮って、
初めてメーカーの面接回りに行く日まで
自分の芸名すらも知らなかった。


私の経験ではこんな感じ。




新宿にて徘徊中に、スカウトされる。
    
    ↓

数時間話を聞いて、その場で事務所に入ることを決める。

    ↓

数日後、服着たままポラ撮影。(社長や宣材撮るスタッフに見せるためでしょう。前、横の印象を1~2枚)

    ↓

服脱いだポラ撮影。(同じく前、横の印象を1~2枚。直立の体勢だけで、股おっぴろげ写真なんて撮影しません)

    ↓

それだけで帰宅。

    ↓

数日後、宣材撮るからと、撮影スタジオに呼ばれる。
ダクションとの契約書を交わす。

    ↓ 

私の髪は、非常に滑りやすいく掴みにくいのだが、
髪は下ろした状態で撮影するとのことで、
スタイリングにはなんら問題ないように思われた。
しかし、メイクさんに、


『ごめんね、この髪の毛ちょっと切っちゃっていい?』


と言われ、

『あー、できれば切られたくないです・・・。』

と言い返すが、
いきなり髪を切られる。
挙句の果てには、無かった前髪まで作られる。
しかもほぼ一直線にまとめてハサミを入れられる。
何回かに分けることもせず、
ほとんどすいてくれない・・・
と思ったら、剃刀でブチブチと髪をそぎ落としだす。
軽さの無い髪形にされる。

メイクは二昔前のメイク。

シャドウ、チーク共にきつめ。

私は天然でノーズ入ってるんですが、
にも拘らず、ノーズにまでシャドウ。



てか、メイクって女の子を綺麗にするもんじゃないのけえ?


歌舞伎メイクだ・・・。





かわいくねえ。
明らかにかわいくねえ。


これじゃ仕事こねえよw


正直、五右衛門みたいじゃん。゚(゚´Д`゚)゚。。
と落ち込んでいたら、
来ていた他のスタッフさんに、

『切られちゃった!?
あー・・・また犠牲者が出たかぁ・・・。
あのおばさん、やたら髪切りたがるんだよね。
ココの専属ずっとやってるから、言えないのよ、ごめんね。』

と言われる。

励まされながらも
準備された純白のパンツに穿き替え、
パンツ一丁で宣材写真を撮影。

   ↓

撮影後、
髪の毛切り直ししていいか?
と事務所に聞いたら、
『髪の毛が伸びる分にはいいけど、短くなるのはねえ・・・。
宣材写真のままじゃないと、メーカー面接の時に困るから、
面接、契約、V撮影が終わって一段落するまで我慢して。
ま、すぐ切れるよ。』
と却下される。

いや、メイクからしてもうすでに違うじゃん

と、突っ込みたくなったが我慢する。

   ↓

数日後、初めてのメーカー面接のため、事務所の人(マネージャーみたいなもん)と待ち合わせ。

  

マネ『今日、初めての面接だけど、そんなに緊張しなくて大丈夫ですから。』

裏『はい。あ・・・私って芸名なんになるんですか?』

マネ『あ、まだ見せてないですもんね。出来上がったばっかりですよ。』

と、出来上がったばかりの宣材を見せてくれる。


裏『・・・・私ってこういう設定なんですか?』

マネ『この芸名の中のあなたは、全然違うプロフィールだけど、芸名を名乗る時は全てこのプロフィールですよ』

裏『あのー・・・私こんなにチチありませんけど

マネ『下着や服や靴だけは揃えなきゃいけないんですが、バスト・ウエスト・ヒップだけは、普通に本当のサイズを記載してしまうと、面接まで漕ぎつけられないんです。カップさえ合ってれば問題ないんですよ。数字はこの業界では詐称です。』

数字ね・・・。
ま、メイクも詐称だけどな。

裏『へえ~・・・』

服のサイズとブラのサイズは、別に記載欄がある。

その時初めて知りました。
私が演じる芸名の女の子は、何から何まで作られてました。

だから、ウエスト60のタレントが、
ウエスト60にはとてもじゃないが見えないのか・・・
と思いました。
バストも然り。
女の子がそうしてるわけじゃなくて、
事務所側がそうしてるんだな、って。




ちなみに、私の芸名は
事務所の人がカラオケに行った時
歌本から拾われたものだそうです。


まーなんて適当。


面接行ったら、担当の人に

『やっぱりお宅の事務所は、全然宣材と違いますねえ。
会わなきゃ分からない。
宣材だけじゃ決められない。』

は~ん、
だから宣材写真のメイクとか髪とか、
本人と全然イメージ違うのに
あのメイクさんを変えないわけね。

『あえて』変えないのね。
『あえて』。


妙に納得。

これは事務所の戦略なのね。


メイクさんに切られた髪の毛だが、
その後、ほぼ毎日V撮影があり
ほぼ毎日現場のメイクさん(宣材時のメイクさんとは違う)に切られた。

やはり、最初に切られたのが良くなかったようで

『コレ美容院で切ったんじゃないでしょう?
なんかチグハグで下手だもん。』

と、現場毎に、会うメイクさん会うメイクさんに言われ、
その度にハサミを入れられ・・・

(私の髪を通し、メイクさん同士で腕の批判をし合ってるわけですよ・・・)

髪の毛セットしてから切ったりもされるから、
解いた時には最悪ですよ。

直してくれるのかと期待はするが、
結局私の思うようには切ってくれず、
かと言って、休みがなく
撮影は毎日てっぺん越えなので、
仕事が終わる時間には美容院もやってない。

おまけに何度マネージャーに抗議しても、
美容院に行ってイメージ変わると困ると
取り合ってもらえず、
イジメのように次から次へと仕事を入れられる始末・・・。

たまーにVの仕事がない日は、
メーカーの面接回りに連れ出され・・・
終わった後は、マネージャーのご飯につき合わされ・・・。

そんなんだから、まるまるオフって日は、無いに等しかった。

メーカー面接とV撮影を毎日やっていくので
最初に事務所の人が言った

『一段落したら。すぐ切れるよ。』

の言葉には裏切られ続けた。

いつ一段落すんだよ。
すぐっていつだよ。


一年くらい、そんなことが続き、
もういい加減嫌で嫌で堪らなくなり、

『他の子はいいのに、なんで私だけダメなんですか?
髪の毛自由にさせてもらえないならもう辞める』

と言ったら、

『駄目なもんは駄目!今のイメージのままで、メーカーはお前に仕事入れるんだから。今印象づいてるのはロングじゃないと駄目だし(早い話、ある有名人に似てたと噂になったらしく、その人もロングだから)、清純ぽいのがずっと売りなんだし、切ったら宣材も撮り直ししなきゃいけなくなるし、仕事の幅が狭くなる!』

と言われた。




あの宣材のドコが清純そうなんだよ!?

ケバイ五右衛門じゃねえか。




Vだってキャラ使い分けるようにしてるわ。

大体マソコ晒してんのに清純もクソもあるかw

素だって出てるわいw

天然ボケだって、『計算ボケだ』って公表してるわw

素で天然ボケできるかアフォ。





私は3ヶ月ほど前から
前もって休みをキープし、
久々の完全オフの日に強制執行しました。


ロングだったのをバッサリやってやりました。


すげえ反抗的ですw


しかし、次の日はちょと怖かったので、
髪の毛結んでごまかしてマネージャーに会いました。



ソッコー気づかれました。


怒られたが、

それ以来、
私の髪の毛で間接的に腕を競うメイクさんは、
いなくなった。






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2005年11月27日 [19:07] AVのお仕事 

そろそエロも・・・。

ドモ。
そろそろエロも書かなきゃ、と思いつつ、
エロ書かなくてもいけんじゃね?
とも思ってる裏おんなです。

↓Open.

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2005年11月11日 [19:31] AVのお仕事 

大切な親友。

AVの仕事を始めて、
私は一人の女の子と仲良くなった。

↓Open.

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