彼女には、2歳半になる息子がいる。
私が遊びに行った時、その息子はちょうどキバッていた。
明らかにお出迎えスタイルではないな、と思いながらも、
『おーい、○○君キバッてんぞー』と玄関から叫ぶ。
友達が気づいたときにはすでに遅く、
息子は涼しい顔をしていた。
彼女は、息子のオムツを替えてやると、そのオムツを息子に捨ててくるように
促した。
一段落し、彼女とくだらない話で盛り上がっていたときである。
彼女の息子が、私に向って
『はい、あげる』と手を差し出してきた。
私は
『ん?なあに?』
と言った。
『チョコボールだよd(´▽`*)』息子はそう言った。
彼がつまみ持っていたのは、
カラッカラでコロッコロのウ●コ。彼はチョコが大好きで、その日もチョコを摂取していた。
その中に、チョコボールもあった。
オムツを交換して、彼に捨てさせてた時、
きっと、オムツから落ちていたのであろうウ●コ。
『あげる』と屈託ない笑顔で言われた私は、
素で『バッチバッチだよ』
と言った。
顔は引きつっていただろう。
いや、どんなに最高の笑顔で
『あげる』
と言われても、それは頂けない。
自分のものを別けてあげようという気持ちは嬉しいのだが、
ウ●コは頂けない。
『わぁ~、ありがとう(´ー`)』と真っ先に手を差し出さなくてよかった・・・。
その後、さりげなく自分の足の裏をチェック。
他にもどこかウ●コが落ちてるんじゃないか、と
ビクビクしながら過ごした。