あれは、AV女優になって半年ほど経った頃だろうか?
私の家に、Mが泊まりに来ていた。
Mは、疲れて先に寝てしまった。
私は全裸で寝る習慣があったのだが、
Mもいることだし、
とりあえず電気を消し、TシャツとTバックだけ着用して眠った。
4時頃だったと思う。
Mの凄まじいイビキに起こされた。
んもー、うっさいなー。
でも今日はやたら歩いたし、疲れてるんだよね。
と思いながら、Mに背を向け寝ようとしたその時だ。
耳鳴りがし、私は金縛りに掛かった。
うわー。またかよ。
そしたらね、
私の耳元に人の顔の気配を感じた。
熱く荒々しい鼻息が、耳に掛かる。
え???
M???
なんでこんな近距離にいるわけ???
そう思ってると、私の肩に手が乗っかってきた。
え?
もしかして、Mって・・・・
興奮してるんすか????
ちょっと待ってよ。
無理だし。
ありえないし。
きょうだいだし。
なんのつもりだってばよ?
スキンシップにも程がある。
大体そういう関係に陥る間柄じゃないし。
その手は私の肩を揉むように動く。
訳が分からずパニックに陥ってる時、
私と鼻息のずっと後ろから、
・・・んん、ふごーっとイビキが聞こえた。
え?
M寝てる????
じゃ、これ誰よ????
この熱い鼻息誰よ??????
幽霊。
Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ 嫌悪感と恐怖感が一度に押し寄せる。
すると鼻息さんは、
カッチンカッチンのチソコを私のお尻に押し当ててきた。
工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工 チソコ生えてるーーーーーーーーーー
細いっぽいけど随分お元気(´д`;)
また私のケツも、
『入れてくださいご主人様(´・ω・`)』
と云わんばかりに突き出したままで
金縛りに掛かっている。
男はそのチソコを器用に操り、私のTバックをずらそうとする。
お前、肩に乗せてる手でずらした方が早いんじゃね?
いや、そんなコト思ってる場合ではない。
私は今、生身の人間ではない男に
やられかけてる!!!!!!!!!!
チソコを器用に操ろうとはしているが、
ちょっとパンツがずれてはパチンと戻り、
慌ててまたやり直すが、また戻り・・・を繰り返している。
なんだかちょっとカコワルイヨオマエ。
そうこうしているうちに、
パンツがうまい具合にずれ、挿入準備OKになった。
やばい。
マジでヤられる。
シャレにもならん。
だいたいお化けに中田氏されたら妊娠すんのかな?
いや、マジで困る。
人が動けないのをいいコトに、
コイツは私の意志とは反対に、
自分だけ気持ちよくなろうとしてやがる。
やべえなんかむかついてきた。
おい租チン。
さっさと消えうせろ。
私が心の中でそう言うと、
チソコはみるみるうちにショボクレてきた様子で、
背後の男は腰を引いた。
しかし気配はまだある。
そして、私の肩の手もまだある。
・・・・
あのさ、悪いんだけど、
その犬みたいに置いてる肩の手・・・
どけてくんない???
すると、その手も鼻息も、
気配さえも消えてなくなった。
金縛りが解けた。
すぐにMを見た。
幸せそうな顔して寝てる。
頼りになんねえなあ・・・。
今回記事にしてみて初めて思ったんだが・・・・
あれは男ではなく・・・・
オス犬だった???????
なんかすっごい鬱orz