というのも、ちょっとプライベート(本当に個人的なコト)
で、バタバタしてまして。
更新するのもちょっとしんどい感じだったので、
お休みさせていただいてました。
まだバタバタしてるんですけど、とりあえず
ありがたいことに楽しみに待ってる方もいらっしゃるようなので
更新します。
さて、今日は何を話そうかな。
そうそう、もうすぐ冬。
てか、もうだいぶ冬めいてきましたよね。
もう街はクリスマスツリーが飾られてたりと、
恋人がいる方はちょと楽しそうです。
私は冬が割りと好きです。
凍えそうになってますけど。
(未だエアコンは稼動しておりませんw)
なんで好きかって・・・
ウインタースポーツの季節になるからです♪
高校の時からスノボやってますから、
もうかれこれ・・・
伏せておきましょう。
昔、私のコトが好きだって男がいました。
この『私のコトが好きだって男』を『たけし』としましょう。
たけしは私より4つ年上です。
見た目は年齢不詳。
おっさんにも見えるし、ガキにも見えます。
ちょっとしゃくれています。
ちょっとというか、かなり。
で、そのため
喋るときは必ず空気が漏れます。
『はふー』って。
『ふ』は、アイーン調で力が抜けたように発音するのがポイントです。
この先を読む前に、一度モニターの前でイメージしながら発音してみると、
楽しさが倍増することと思います。
さあどうぞw
彼はあごのことをいじられるのがとても好きなようです。
眉毛はというと、8時20分を指しているような感じです。
で、よく泣くヤツです。
泣き上戸とかじゃなくて、
タダの泣き虫です。
本当に
『ぐしッ、ぐしッ、はふー』
となきます。
私の前で、何十回泣いたかこの男。
おまけに、人に合わせてつい嘘を付いたりかっこつけたりするヤツです。
私は彼を男だと思っていません。
年上だとも思っていません。
で、このたけしという男と、後輩の男友達(近藤君としましょう)と私で、
酒を飲んでましたら、
スノボの話になりました。
近『あー、スノボ行きてえ!!』
裏『あー、おれも行きてえーーー!!!(俺発言に突っ込みは無しで)』
近『え、裏ちゃんってスノボやるの??』
裏『スキーは全くできないけど、ボードはやるよー。今は普通にすべるくらいだけど、昔は恐怖心とかなくてありえないことにチャレンジしてて、痛い目にあったw』
近『うそー、ソリとかしか乗れなそうじゃんw』
裏『それを言うならコイツ(たけし)でしょ!!!こいつこそ、ソリにしか乗れなそう。』
た『え、俺滑れるよ?はふー』
裏・近『ちょお嘘くせえ!!!!w』
た『マジだって!はふー』
裏『え、じゃあどのレベル?180(ワンエイティー)とかできる?』
た『できるよ。180なんてちょお簡単じゃん。はふー』
裏『ワンメイクとかハーパイ(ハーフパイプ)とかは?』
た『余裕ですよーはふー』
近『おー、自信満々ですねえたけし君wじゃ、早速3人でボード行こうよ!!』
裏『行く行くーーーー!!!!!』
そんな感じで行くことになりました。スノボに。
当日は近藤君の友達も一人連れ、計4人のメンバーでした。
スキー場に到着し、ウエアを着用し、ブーツを履きました。
皆もさらっとウエアを着用し、ブーツを履きました。
ところがたけし。
やたらトロいんですね。
だって、ブーツ履く前にグローブ嵌めてる・・・w
それじゃ動きづらいだろw
おまけにブーツの紐の締め方が明らかにおかしい。
紐を引っ掛ける金具のトコを、編み編みにしないで一直線に紐を運んでる。垂直にですよ?垂直に。
金具としての機能を全く果たしておりません。
こんな風にしてる人初めて見たので
注意しました。
『それじゃ危ないよ』
と。
するとたけしはこう言いました。
『皆を待たせるの悪いから、向こう行ってからやろうと思ってはふー』
なんか『おや・・・?』とは思ったのですが、
とりあえず
『どうせ向こうでも手がかじかんだりしてまた待たされるんだから、それなら今私がやるよ』
と言って、直してあげました。(なんて優しいんでしょうか私)
で、スキー場に入り、ボード装着し、リフトに乗ろうとしたその時ですよ。
た『俺、体慣らしたいから、下で滑ってるよ。皆上行ってていいよはふー』
裏・近・友『は?今から行くの、初心者コースだよ?wそこで体慣らせばいいじゃん。』
た『う・・・うん。はふー』
裏『おら、行くぞ。』
た『裏ちゃん、待ってえ~~~~はふー』
振り返ると、すでにコケてるたけし。
情けない声。
裏『じゃ、先行ってるよ!上で待ってるから』
た『待ってよ~~~はふー』
裏『あーもう!おめえは女かっ!?』
←お前こそ女か?た『だって一人でリフト乗るの、寂しいじゃんはふー。』
裏『なら早くしろ』
こうして私達はたけしと共に初心者コースへと向いました。
リフトは二人乗りだったんで、
先に近藤君と友達が乗り、
私はたけしと一緒に乗りました。
リフトが初心者コースへと進み、リフトを降りるときが来ました。
その時ですよ。
私がリフトを降りようとしたら、
突然服を引っ張られました。
たけしに。
た『え・え・え・え・どうやって!!!』
裏『!?』
で、たけしは
私が雪の上に置いたボードの上に、自分のボードを置きました。
裏『おい!!!!!何やってんだよ!!!!!wしかも進行方向こっちじゃなくてあっちだろ!!!』
次の瞬間二人は転倒・・・。
裏『すげえ常識はずれなコトやってくれたねwリフトで転ぶなんて初めてなんだけど。』
た『ごめんなしゃいハフー・・・』
前のリフトに乗ってた近藤君ともう一人の男の子は、
先に降りて様子を見てたもんですから、腹を抱えて笑ってます。
近『たけし君、
本当は滑れないんじゃないの?w』
友『俺もそう思うw』
裏『私もリフトで服捕まれた瞬間、そう思った』
た『久々だから、忘れちゃっただけだよアセアセハフー』
近・友・裏『本当のコト言うなら今のうちだと思うよ』
た『・・・ごめんなしゃいハフー』
裏『おめえ、かっこつけるから恥かくんだろ?たけしの嘘のために恥かいたこっちの身にもなれよ。滑れないならこっちだってリフト乗せないよ。毎回毎回・・・』
た『・・・ごめんなしゃいぃぃぃハフー』
こうやって、たけしは180を見せることなく、
私の指導を頼ることになりました。
『転倒360×カウント不能』は何度も目にしました。男にスノボを教えたのは初めてだ・・・と思っていたのですが、
たけしに教えている最中に思い出しました。
何年か前にも一度だけ、たけしとその他何人かとスノボに行ってたことを。
その時にも、後ろから突っ込んできて転倒に巻き込まれた記憶が・・・蘇りましたよ。
忘れてた私も私だけど、
私と行ったことがあるのを黙ってたたけしもたけしだ・・・・
成長してくれ少しは。
たけしは、今10歳年下の女の子に恋をしています。
相変わらずかっこつけで泣き虫です。