当時高校生だった私は、
付き合っていた彼の家によく遊びに行っていました。
でも行く度にこの彼のおばあちゃん・・・
いろいろやらかしてくれるんですねぇ。
少々(?)ボケてしまっていたので、
彼の家に遊びに行くたびに
初めましてのご挨拶を何度もしました。
出会いは衝撃的でしたね。
初めて彼の家に連れられていった時、
散歩していたこのおばあちゃん・・・
田んぼに落ちてました。
しかも上半身から。
別の日に彼の家に行ったときは
おばあちゃんだけが家の中にいたんですが
彼の部屋に上がって1時間くらい経ったときでしょうか?
突然
ガチャガチャガチャ!!と玄関の方から物音。
慌てて彼と見に行ったら
なぜか玄関に鍵が掛かっていて、外には彼のおばあちゃんがいました。
なぜ玄関に鍵が掛かっていたのかは不明。
また別の日に行ったときは
彼の部屋でチチクリあってたら
いつの間にか彼のおばあちゃんが部屋に入ってきていて
うちらを見てるんですねw
もっとも、このパターンはよくありました。
私は声を押し殺してやるのが好きなので、
階段を上がってくる足音とか聞こえるはずなんだけど、
おばあちゃん
それよりも静か~に上ってくるんですねw
そして静か~にドア開けて中に入ってるんですねw
やってる最中に
『おばあちゃんいたりしてねw』って言ったら
本当にいたこともありましたw
彼とお休み中に布団めくられて
そこにいた彼と私にびっくりしてよだれ掛けられたこともありました。
びっくりしたのはこっちだってのw
彼は
小さな頃からおばあちゃん子で、
当時はちょっとばかし不良でしたが
『階段上ったら降りなきゃいけないんだから、
危ないから上ってくるな』
と、そのたびに言ってました。
言い方は冷たいけど、
おばあちゃんの体のことを気遣った言葉でした。
このおばあちゃん、足が悪く杖をついているにも拘らず
歩くのがすごく好きなおばあちゃんでしたね。
10日ほど自宅に帰らなかった自分の孫に向かって
『どちらさんだ?』と言ってました。
おばあちゃんは当時80歳代でした。
今もご健在かは知りませんが、
ご健在であればもう90歳代です。
かわいいおばあちゃんだったなあ。